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第7話 護衛料金は、あなたの隣

ผู้เขียน: なつめ
last update วันที่เผยแพร่: 2026-08-24 18:07:19

会社へ向かうには、歩き続けるより車を使ったほうが早い。鵜飼原継真は駅前のロータリーで流しのタクシーを止めると、洲脇雛菊を先に後部座席へ乗せ、自分もその隣へ滑り込んだ。運転手へ物流会社近くの交差点を告げ、会社名そのものは口にしない。濃紺のセダンがまだ遠くからついてくるのをサイドミラーで確認しながら、継真は黒い手帳の入った内ポケットへ無意識に手を当てた。

車が大通りへ出ると、雛菊は窓の外へ顔を向けたまま「監視の車、まだいますね」と言った。声は明るいが、視線はガラス越しに後方の流れを拾っている。学校で小テストの点数を気にしていた時とは別の集中が戻っているのに、彼女自身には切り替えた自覚すらないようだった。継真はその横顔を見ながら、昨日から何度も頭へ浮かびながら後回しにしていたことを、ここで決めるしかないと思った。

「雛菊」

「はい」

「護衛の話、ちゃんと決めるぞ」

彼女はすぐに継真へ向き直った。琥珀色の瞳がぱっと明るくなり、肩までわずかに弾む。

「契約ですね!」

「何で嬉しそうなんだ」

「継真さんと契約できるんですよね?」

「そういう言い方をするな」

継真は低く返し、前席の運転手がバックミ
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